AI Future Talks

AIを「伴走者」として生かす力とは――研究・教育の現場から考える、データサイエンス時代の学び(後編)

作成者: 荒平 高章 氏 |Oct 27, 2026, 6:53:49 AM

 

 

 

 

【後編のエッセンス】

 

荒平高章教授が考えるAI時代の教育の核心は、AIを単に使わせることではなく、AIを伴走者として活用しながら、その出力を自ら評価し、必要なら正せる力を育てることにある。情報リテラシーも、従来の操作技能だけでなく、生成AIの活用と情報倫理が重要になっている。デジタル人材育成では、座学や演習だけでなく、企業から実データや課題を提供してもらい、分析・発表・フィードバックを繰り返す実践的な学びが必要だと指摘する。研究面でもAIによるデータ分析の可能性が広がる一方、実験データが少ない場合の有効性を見極める姿勢を重視する。さらに、生成AIを十分に活用するには、適切な質問をする力と、それを支える日本語力・基礎知識が不可欠である。AI時代だからこそ、人間側の学びの質が問われている。 

 

 

【後編のキーメッセージ】

 

キーメッセージ① 

AIを禁止するのではなく伴走者として活用し、その出力を鵜呑みにせず、正誤を自分で判断して修正できる力を育てることが重要である。

 

キーメッセージ② 

デジタル人材育成では、座学や演習だけでなく、企業との連携による実データ分析や発表、PDCAの実践を通じて社会で生きる力を身につける必要がある。

 

キーメッセージ③ 

生成AIを使いこなすには、適切な質問をする力が欠かせず、その土台となる日本語力や知識、論理的に考える力を改めて育てることが重要である。