【こんな方に、ぜひ読んでいただきたい】
①AI導入を経営課題として捉え、自社の競争力や事業成長につなげたい経営者・経営幹部。AIに何をさせるかだけでなく、依存する側から価値を生み出す側へ転換する視点を得たい方。
② 企業のDX、AI活用、データ分析などを推進する実務担当者やビジネスパーソン。生成AIの可能性だけでなく、限界やデータの質、数学的原理まで理解し、より本質的なAI活用を目指したい方。
③大学・高校などで数学、情報、データサイエンス教育に携わる教員や、人材育成を担う教育関係者。AIを「使える人」にとどまらず、原理を理解し、新たな価値を生み出せる人材を育てたい方。
【前編のエッセンス】
皆本晃弥氏の研究者としての原点には、数学とコンピューターを結びつけ、社会に役立つ応用数学を追究したいという問題意識がある。中学生の頃からコンピューターに触れ、その操作には数学の知識が欠かせないと実感した経験が、現在の研究につながった。教育理念として掲げる「良識ある結果の出せる人財育成」には、闇雲に努力するのではなく、正しい方向を見極め、失敗を恐れずに行動することの大切さが込められている。さらに著書『スッキリわかる数理・データサイエンス・AI』では、AIやデータサイエンスを表面的に使うのではなく、その背景にある数学的原理を理解する重要性を説いている。技術が急速に進化する時代だからこそ、原理原則を学ぶことが日本の技術力の底上げにつながる。これが、皆本氏の一貫した主張である。
【前編のキーメッセージ】
キーメッセージ①
数学とコンピューターの融合が、日本の未来を拓く。数学に強い人とコンピューターを使いこなす人の間にある溝を埋め、両者を結びつけることが、日本の技術力向上には欠かせない。
キーメッセージ②
努力は量ではなく、方向と結果を意識することが重要である。「良識ある結果の出せる人財」とは、他者を尊重しながら正しい方向に努力し、失敗を恐れず早く行動できる人材である。
キーメッセージ③
AI時代だからこそ、表面的な使い方ではなく原理を学ぶ。AIやデータサイエンスを使うだけでなく、その根底にある数学的原理を理解することで、技術の変化にも対応できる力が身につく。