【後編のエッセンス】
松原先生は、文系学生にもAIリテラシーを広げるために平易な著書を世に送り出してきた。AIの歴史や冬の時代を知ることは、現在の急速な進化を相対化する視座を与えるという。最先端情報は若手研究者とのネットワークから得るなど、知の循環を重視する姿勢も印象的だ。また、ゲーム文化に親しんだ原体験や家族との関わりも研究の土壌となっている。AI研究の根底には「人間とは何か」という問いがあり、作って比べるという方法論を通じて人間理解へ迫ることこそが、その本質的意義だと語る。
【後編のキーメッセージ】
キーメッセージ①
AIをブラックボックスにせず、歴史を含めて学ぶことが健全なリテラシーを育てる。
キーメッセージ②
急速に進化する時代ほど、世代を超えた知のネットワークが研究者の生命線になる。
キーメッセージ③
AI研究の本質は「人間とは何か」という問いへの挑戦であり、作って比べることに意義がある。