「地方版1日職業体験」で、都市部では得られない体験を Vol.5

デフィデ株式会社では、社員の成長とチーム力向上を目指して、毎年オフサイトミーティングを開催しています。
今年は、2024年10月31日(木)から11月1日(金)の2日間にわたり、大分県九重町にてオフサイトミーティングを開催しました。

今回のテーマは「地方創生」。地域が抱える課題を現地で体感し、その解決策を模索する中で、社員一人ひとりの課題発見能力とアイデア創出力を高めることを目指しました。
本記事では、チームDが取り組んだ課題や現場での気づき、そして九重町の地方創生に向けた企画提案について詳しくご紹介します。


■「地方版、1日職業体験」とは

私たちチームDは、地方創生の企画案として、「地方版、1日職業体験」をご提案しました。
都心部では味わえない現場のリアルな魅力や、地域の人々との温かいつながりを通じて、仕事と暮らしの新しい可能性を感じていただけるプログラムです。


デフィデ株式会社_TeamD-03_page-0001


■オフサイトミーティング1日目:九重ふるさと自然学校に訪問

初日は「九重ふるさと自然学校」、通称「さとばる」を訪れました。ここは一般社団法人セブン-イレブン記念財団が運営する自然学校で、全国でも九重町と東京都高尾の2カ所しかありません。学校の活動資金は、セブン-イレブン店舗の募金箱を通じて集められています。

ガイドの方に案内していただきながら、自然学校のフィールドを散策しました。このフィールドは、九重町の自然がギュッと詰まったような場所で、本来であれば数日かかるような体験をわずか1時間ほどで楽しむことができました。

また、自然学校では子どもたちが農業体験や職業体験を行っています。私たちも、これを参考にしながら、新しい職業体験プログラムのアイデアを考える良い機会となりました。

 

Placeholder imagePlaceholder image (1)



■オフサイトミーティング2日目:八丁原地熱発電所で地熱エネルギーの可能性を探る

2日目は、国内最大の地熱発電所である「八丁原地熱発電所」を見学しました。ここは九電みらいエナジー株式会社が運営し、九重町の地熱を活用して発電を行っています。

展示館のスタッフの方から、発電所の仕組みや地域との関わりについて詳しく解説していただきました。その後、実際に蒸気でタービンを回転させている発電施設内やオペレーションルームを見学。発電所はほぼ無人で稼働しており、その自動化された光景はまるで近未来の工場のようでした。

地熱という九重町の貴重な資源がどのように活用されているのかを学び、改めてこの地域のポテンシャルを感じることができました。

 

Placeholder image-1Placeholder image (1)-1



■オフサイトミーティングで得た成果

今回のオフサイトミーティングは、事前調査から提案まで幅広い内容を含み、チームワークとコミュニケーションの重要性を実感しました。積極的な対話を通じて各メンバーの得意分野や適切な役割を把握できました。

また、今回は地域活性化という大きなテーマでしたが、最終的には、九重町の人々が何を求めているのかを具体的に把握することが重要であると気づきました。そのため、地元の声を基にしたアイデアのブラッシュアップを重ね、提案内容に現実味と説得力を持たせることができました。

今回のオフサイトミーティングで得た成果は、単なる企画立案に留まらず、チーム全員が積極的にコミュニケーションをとり、ユーザー視点に立ち、具体的な課題解決に向けて動けた点にあると感じます。この経験を通じて、今後のプロジェクトにおいても、顧客の声を活かしながら柔軟に取り組む姿勢を継続したいと思います。



Placeholder image (2) Placeholder image (4)

 

Placeholder image (3)Placeholder image (5)

 

お知らせ一覧へ戻る