01On-premises
完全オンプレミス型
おすすめ
サーバーからモデルまで、すべてを自社の設備内に置く構成。最も高いセキュリティ水準を実現します。
メリット
- 機密データを一切社外に出さない
- インターネットから切り離しても稼働
- データ・モデル・ログを自社で管理
注意点
- GPUサーバーなどの初期投資が大きい
- 機器の保守・運用体制が必要
こんな企業に高度な機密情報を扱う企業・研究機関
データは、社内から出さない。
AIは、社内で賢くする。
外部のAIサービスにデータを送らず、自社の環境の中で動く生成AI基盤を構築します。モデル選定・GPU環境の設計・社内データとの連携(RAG)から、現場への定着まで。自社でAIプロダクトを開発するデフィデが一貫して担います。
What is Local LLM
ローカルLLMとは、自社が管理するサーバーや閉域ネットワークの中で動かす大規模言語モデル(LLM)のことです。
「オンプレミスLLM」「社内LLM」「プライベートLLM」とも呼ばれます。入力したデータや生成結果が外部のAIサービス事業者に送信されないため、機密情報や個人情報を扱う業務でも生成AIを活用できます。オープンウェイトモデル(重みが公開されたモデル)を自社環境に導入し、社内データと連携させて使うのが一般的な構成です。
| クラウドAI(API利用) | ローカルLLM | |
|---|---|---|
| データの送信先 | 外部のAI事業者のサーバー | 自社の管理環境の中だけ |
| 費用の考え方 | 利用量に応じた従量課金 | 初期投資+定額に近い運用費 |
| カスタマイズ | 提供されるモデルの範囲内 | モデル選定・追加学習まで自由 |
| ネットワーク | インターネット接続が前提 | 閉域・オフラインでも稼働できる |
| 最新モデルの利用 | 公開後すぐに使える | 自社環境への導入・検証が必要 |
Why Local
社内規程で、外部のAIサービスへの入力が禁止されている
ローカルLLMなら
データが社外に出ない構成のため、既存のセキュリティ規程の範囲で検討を進められます。
設計書や顧客情報など、本当に使いたいデータほど渡せない
ローカルLLMなら
社内データを環境内で検索・参照(RAG)させ、自社の情報にもとづいた回答を返します。
利用者が増えるほど、従量課金のコストが読めなくなる
ローカルLLMなら
自社の計算資源で動かすため、利用量に比例して費用が膨らみにくい構成にできます。
業界用語や社内用語に、汎用AIの回答が噛み合わない
ローカルLLMなら
用途に合ったモデル選定と、必要に応じた追加学習で、業務に沿った回答に近づけます。
Architecture
最適な構成は、セキュリティポリシー・予算・運用体制によって変わります。当てはまる条件を選ぶと、おすすめの構成がハイライトされます。
01On-premises
おすすめ
サーバーからモデルまで、すべてを自社の設備内に置く構成。最も高いセキュリティ水準を実現します。
メリット
注意点
こんな企業に高度な機密情報を扱う企業・研究機関
02Private Cloud
おすすめ
クラウド上に自社専用の閉域環境を用意し、その中でLLMを動かす構成。機器を持たずに短期間で始められます。
メリット
注意点
こんな企業にスピードを重視して検証を始めたい企業
03Hybrid
おすすめ
機密データと検索基盤は社内に置き、計算負荷の大きい処理だけを閉域クラウドで行う構成。セキュリティとコストを両立します。
メリット
注意点
こんな企業に複数の部門・拠点で利用する企業
| 項目 | 完全オンプレミス型 | プライベートクラウド型 | ハイブリッド型 |
|---|---|---|---|
| セキュリティ | ◎ 最も高い | ○ 高い | ◎ 高い |
| 初期投資 | 大きい | 小さい | 中程度 |
| 運用負荷 | 高い | 低〜中 | 中程度 |
| 拡張性 | △ 機器の増設が必要 | ◎ 柔軟 | ◎ 柔軟 |
| 導入期間の目安 | 3〜6か月 | 1〜3か月 | 3〜6か月 |
※導入期間は目安です。対象業務・データ量・既存環境によって変わります。
Models
用途・日本語の性能・必要なGPUリソース・ライセンス条件を比較し、貴社に合ったモデルを選定します。特定のモデルに縛られない構成のため、より良いモデルが登場したときの乗り換えも可能です。
※記載のモデル名は各社の商標または登録商標です。ライセンス条件はモデルごとに異なるため、導入時に個別に確認します。
Use Cases
機密性の高いデータを扱う業界・部門ほど、ローカルLLMの効果が大きくなります。
製造業
過去の設計書や不具合報告を横断検索し、ベテランの知見を若手へ引き継ぎます。
金融・保険
膨大な社内規程から根拠となる条文を示して回答。顧客情報を外に出さずに扱えます。
医療・ヘルスケア
要配慮個人情報を含む記録の要約や文書作成を、院内の環境で支援します。
自治体・公共
閉域ネットワーク内で、問い合わせ対応や行政文書の下書きを効率化します。
研究開発
未公開の研究データと公開文献をあわせて分析し、調査の時間を短縮します。
社内ヘルプデスク
人事・総務・情報システムへの定型的な問い合わせに、社内ナレッジから即答します。
Process
いきなり大きな投資はしません。小さく検証し、効果を確かめてから広げます。
2〜4週間
対象業務・利用データ・セキュリティ要件を整理し、構成パターンを決めます。
成果物
1〜2か月
複数のモデルを実データで比較検証し、精度と必要なリソースを見極めます。
成果物
2〜3か月
対象の部署で実際に使い、回答の精度と使い勝手を改善します。
成果物
継続
全社への展開と運用体制の構築。モデルの更新や新しい用途の追加も支援します。
成果物
FAQ
最大の違いは、データの送信先です。クラウドの生成AIサービスは入力内容が外部の事業者のサーバーで処理されますが、ローカルLLMは自社が管理する環境の中だけで処理が完結します。そのため、社外に出せない機密情報や個人情報も扱えます。
いずれも、自社が管理する環境でLLMを動かすという点では同じ意味で使われます。自社の設備に置くことを強調する場合は「オンプレミスLLM」、社内向けの利用を強調する場合は「社内LLM」、自社専用の閉域環境であることを強調する場合は「プライベートLLM」と呼ばれることが多く、デフィデではこれらをまとめて「ローカルLLM」として構築を支援しています。
汎用的な性能では最先端のクラウドモデルが優位な場面もあります。一方で、社内文書の検索・要約など用途を絞った業務では、適切なモデル選定とRAG(検索拡張生成)を組み合わせることで、実用的な精度を得られるケースが多くあります。PoCで実データを使って検証してから判断いただけます。
利用するモデルの大きさ、同時に使う人数、求める応答速度によって大きく変わります。要件定義の段階で利用規模を伺い、必要なGPU構成を試算します。初期投資を抑えたい場合は、プライベートクラウド型で始める方法もあります。
はい、連携できます。RAG(検索拡張生成)の仕組みで、ファイルサーバーやデータベース、業務システムのデータを参照して回答します。部署や役職ごとの閲覧権限を考慮した設計も可能です。
構成によって異なりますが、プライベートクラウド型で1〜3か月、オンプレミス型・ハイブリッド型で3〜6か月が目安です。まずはPoCで小さく検証することをおすすめしています。
はい、お任せいただけます。運用体制の設計、回答精度のモニタリング、新しいモデルへの更新、用途の追加まで継続して支援します。
はい、ご相談いただけます。「ローカルLLMが自社に合うのかわからない」という段階から、現状の課題とデータの状況を伺い、最適な進め方をご提案します。
初回のご相談は無料です。「何から検討すればいいかわからない」という段階からお気軽にどうぞ。