関西学院大学商学部教授松本雄一氏 /孤立する学びを超えて――実践共同体が切り拓く人材育成と組織変革の新潮流
関西学院大学 商学部 教授
松本 雄一 氏
「自律的に学べ」と求められる一方で、その方法は個人任せ――。多くの企業で見られるこの状況に対し、関西学院大学・松本雄一教授は強い問題意識を抱いている。人的資源管理論を専門とする同氏が提唱するのは、人が一人で学ぶのではなく、仲間と共に学び合う「実践共同体」という考え方だ。共通のテーマのもとで実践を共有しながら学ぶこの仕組みは、個人の成長だけでなく、組織全体の学びの質や文化そのものを変えていく可能性を持つ。本インタビューでは、実践共同体の基本概念から導入のポイント、成功の鍵、そして自律型人材育成やキャリア形成への影響までを多角的に紐解く。孤立しがちな現代の学びを問い直し、これからの人材育成のあり方を考えるヒントがここにある。